経済・政治・国際

PC復旧と民主党代表選に関するぼくの意見

 昨日夕方になってPC不調の原因が判明し、完全復旧。しかし、一昨日注文したDELLのパソコンがあまってしまった。キャンセルするのもなんなので、誰か欲しいひとがいたら安く譲りますよ(←あ、すみません。その後、キャンセルしました)。
 昨日は『ロスジェネの逆襲』。夕方は、『下町ロケット』打ち合わせ。
 『ロスジェネ』は全部書ききれなかったので、本日も引き続き。

 それにしても、民主党代表選の経過を見ていると、あらためて政治家たちのセンスに失望させられるよね。
 自民党の政治とカネの問題、任期半ばで政権放り出しの首相にあきれ果て、民主党に投票した国民は大勢いたはずなのに、カネ問題が決着していない小沢さんを出馬させるんだから。
 党内の浄化能力はまったくないどころか、支持議員が大勢いて管さんと全面対決になるなんて、基本的な部分で間違ってる気がする。が、しかし――。
 ぼくがあきれてるのは、クリーンだ透明だといいながらそれを踏み外しているスジ論にすぎないわけでして、本音では、カネの問題などどうでもいいと思っているのであった。なぜなら、そもそも政治家は全員、カネの問題を抱えているに違いないからである。もうみんなそんなこと、わかってるわけです。カネ問題のない政治家なんて、クリープを入れないコーヒーみたいなものなのよ(古い?)。
 それより、この国家存亡の危機に、ダーティだろうとなんだろうと、もっとも力のあるひとが与党の代表になり、また首相になるべき。民主党の場合、大勢の議員はそれが小沢さんだと思っているんだろう。で、彼等はその結論だけを表明するから、見てると「?」になるわけだ。センスがないっていうのは、そういうことよ。「カネの問題なんか、わたちたちどうでもいいと思ってまーす」って、誰かいいなさい。
 管さんでは支持率はジリ貧になるだけ。だから、足下が怪しいことに目を瞑り、あえて小沢さんを立てることで、その政治手腕をもって国民に納得してもらおうということではないのか。
 だったらそれでやってみなはれ。支持率を落としている民主党にとって、小沢さんを代表に選ぶのは、一世一代の賭けみたいなもんだ。
 実際、カネの問題なんかどうでもよろしい。そんなの小沢さんと検察の問題で、国民にはなんの関係もない。そもそも国民に関係のないことなんか、どうでもいいのである。
 いま必要なのはどこか間違っているこの国の政治を根本的に立て直すことだ。すぐ辞めるおぼっちゃま首相とシロウト議員のままごと政治には辟易してるし、説明責任だなんだと建前ばっかり書き立てることで本質から遠ざかっていることに気づかない政治記者の論評も正しいようで、大間違いだ。我々は建前論をぶたれるとついついうなずいてしまうけど、心の底からうなずけないもやもやを感じているのではないか。
 いまこの国には、カネの問題もなく実力もある政治家などいない。それは無いものねだりで現実的じゃない。ただの理想論なら誰でもいえる。
 いまはそんなこといってる場合ではないのである。国家の財政は破綻しかかっているし、社会問題は山積、国際社会での日本のプレゼンスも下がっている。
 もう建前はいらん。新聞も、カネの問題なんか社会面の隅っこにでもおしやって、この閉塞状況を打開できる本当の政治家がだれなのかという、もっとも重要で本質的なことをしっかり伝えるべきではないのか。「小沢はカネまみれだが実力は政治家でピカ一だ。やらせればおもしろい」とか(笑)。いまの新聞は、政治と同じで、国民目線ではなく政治家目線になってる。ゴールに向かって遠回りして、最短距離を見えなくしている。
 もし小沢さん民主党代表になり、さらに首相になったら、そのときには民主党がどんな政党なのか、本当の姿が誰の目にも明らかになるでしょう。
 9月1日の代表選が楽しみですな。

| | コメント (8) | トラックバック (0)
|

カネと政治の愚

 民主党の議員が政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕された。
 だいたい、裏金の処理が甘いのでこうなるのであるわけで、どうせやるならもっとバレないのようにやりなさい。(冗談です!)。
 いまさら政治家にカネがらみのスキャンダルが起きたところで驚くには値しないが、こんなことを国会で追及している時間はあまりにもったいない。
 国費を使って国会を開いているのに、経済問題は棚上げし、一議員の問題たかだか4億円(←語弊があります。失礼)の問題で大騒ぎするのは、国家的時間のムダである。
 かようなことを繰り返されては、国民として大迷惑なので、いっそ国会議員による独自の会計処理を禁止し、監視機能を持つ第三者機関に委託する制度を新設してはどうか。

 はっきりいって、国会議員の会計処理は、かなりアヤシイ。信用できない。

 そこで、国会議員の会計処理を専門に扱う監視機関を作り、全国会議員は在職中に発生する全てのカネの入りと出について、この機関のモニタリングを受けるのである。当該機関は、国会議員のカネを同一の基準で監視し、同一のフォーマットで会計処理をした上で公表する。また、選挙があり、当選した候補者は、この機関のデューディリジェンス(資産精査)を受け、不正が無いと認定されたものだけが、議員になれないようにすればカンペキである。
 どうですか?
 とはいえ、政治家は、このぐらいのこと、思いついてるんだろうなあ。
 やらないのは、腹を探られては困ることがあるから? 
 政権をとった途端、民主党が自民党に見えてきた。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

中小企業は借金返さなくていいのか

 中小企業の借金返済を猶予するモラトリアム法案だって。
 マジですか。すごい発想ですね。
 でもさ、中小企業が銀行からの借金を返済できないのは、業績が悪化しているからだよね。それって、借金返済を猶予すれば回復するような話なのかな。
 返済猶予している間に倒産したりすることのほうが心配じゃないですか? 銀行が巨額の不良債権を抱えてしまう可能性だってある。それとも銀行は憎たらしいから、そうなっても「ざまあみろ」、でいいわけですか。そういうこと、しっかり考えた上でいってるのかな?

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)
|

衆議院解散

 政治の話はあまり書かないようにしてきました。が、『民王』(たみおう)という政治小説も書くことですし、たまに書いてもいいかも知れません。

 13時からの国会本会議で衆議院が解散されました。
 臨時閣議で8月30日の総選挙が正式決定されるようですが、さてどんな結果になるのか、いまから楽しみです。
 そもそも麻生内閣は、「選挙管理内閣」と当初呼ばれていて、昨秋の特別国会での冒頭解散もあるのではないかといわれたぐらいですから、いままで継続されたこと自体、予想外といっていいのかも知れません。今度の総選挙でどんな政権が誕生するのかわかりませんが、歴史的な選挙になりそうな気がします。政治をエンターテインメントのように語るのは不謹慎かも知れませんが、今度の選挙戦は目が離せません。
 少し話は変わりますが、実は都議会選挙のとき、自民党が負けて民主党が大勝したという結果を当然の如く受け入れつつ、よく考えてみると自民党大敗の影にかくれ、ある党もまた大敗していることに気づきました。
 共産党です。
 世の中では、フリーターや派遣といった人たちがもの凄く増加しています。貧富の格差も広がり、『蟹工船』が異例の売れ行きをしめしたりする。そんな社会的な風潮を考えれば、民主党じゃなくて共産党あたりが議席を増やしてしかるべきだったのではないか、と思うわけです。
 共産党がもし議席を増やすとしたら、歴史的に考えてもいま以上の好機はないように思えます。なのに都議選では、13議席から8議席へと5議席の減。自民が負けるのは成り行き上納得できますが、共産党がここまで苦戦する理由は判然としません。あえていえば、フリーターや派遣に甘んじなければならない人たちの心に響くメッセージを発信してこなかったということでしょうか。
 今回の衆議院選挙では、志位共産党委員長が「私も『蟹工船』、読んでます」なんて、派遣やフリーター層の支持をとりつければ、これが意外に票を伸ばしダークホースになったりして。どうなりますか。

 さて仕事場では、引き続き『ルーズヴェルト・ゲーム』です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

都議選・民主党が勝ったというより・・・

 原稿を書いていたら仕事場を出るのが遅くなってしまい、都議選の投票締め切り直前の時間に投票所へ。ぎりぎりセーフ。
 結果は予想通りだが、これは民主党が勝ったというより、自民党の負けって感じ。ちなみに私は自民党でも民主党でもないので、どっちが勝とうが関係ないし、世の中が良くなればいいと思っているだけですが。
 それにしても、朝のNHKを見ていたら、初当選の某民主党都議の挨拶は、「若さを評価してくれた」、だって。
 脳天気なこといってますね。大丈夫なのか、これで。誰も若さなんか評価してないっつーに。自民に一票入れるぐらいならこっちに入れといたほうがマシぐらいなもんじゃないの。
 でもまあ、民主党にはせいぜい頑張ってもらいたいね。やっぱり民主党でよかったと思ってもらえるような政治、見せて欲しいもんだ。そのうち国政も民主党になるだろうから、お手並み拝見です。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

三菱UFJ証券個人情報流出事件の不可解

 同証券の顧客情報が流出し、顧客名簿を名簿業者に売った44才の部長代理が逮捕された。
 持ち出した顧客情報の数は148万6651人。このうち約5万人分を業者に渡したものの、この部長代理が受け取った報酬はたった33万円だとか。
 ばかな話だよなあ。それにしても顧客情報にアクセスできる行員が何人いて、この部長代理がどうやってアクセスしたかといった話は、あまり意味がないのでは? だって、どんなセキュリティも、悪意のある内部者には所詮、通用しないんだから。
 顧客情報を流出させてしまった会社として、原因究明と対策を講ずる姿勢を見せるのは当然としても、顧客流出だけではなく社員による犯罪を全てシャットアウトすることは不可能なんだよ。ミスは防ぐことはできても、悪意で行われる内部犯罪を防ぐことはできません。
 それにしても不可解なのは、この部長代理氏の動機です。
 たった33万円。
 分別もあるはずの44才。証券の部長代理なら、たぶん年収は一千万円前後でしょ。
 そんな男が、なぜそれだけの安値で、人生を売り渡したのかがわからない。
 ちなみに、M&Aの現場では「もし年収一億円以上の顧客データを三千人も持っていたら、一人あたり一万円ぐらいの価値にはなる」(『いざとなったら会社は売ろう!』岡本行生著ダイヤモンド社)。この名簿代金は安すぎる(値段が妥当だとすれば、氏名・住所・電話番号だけといった基本情報に限定されたものか)。
 単なる小遣い稼ぎ程度に考えていたのならあまりにもお粗末な話だけど、本当にそうなのかな。
 44才で部長代理といえば、そう出世しているほうではないし、この部長代理氏が合併吸収前にどの旧会社にいたかはわからないけど、ストレスも相当あったんじゃないの?
「ちきしょう、この野郎」
 と思う上司もいたと思うんだな。もしかすると、それは経営のトップに対しての思いかも知れない。
 しかもこの不景気。出世の見込みもなければ、リストラの脅威にもさらされていた男が、やり場のない不満を抱え、将来を悲観していたとしてもおかしくはない。
 もしかするとこの部長代理氏の本当の動機は、三菱UFJ証券に損失を与えることにあったのではないか!?
 そう考えるとなんとなく納得できてしまったり・・・・。
 同証券は、顧客情報が持ち出されたリストのうち、実際に業者に転売されるなどした5万人に1万円の補償金を支払うらしい。金融庁の業務改善命令なんてのは業界内の話だからどうでもいいとして、信用失墜による経営打撃は計り知れない。であればこの犯罪の目的は達成されたのではないか!? 
 それにしてもいつも、被害に遭うのは一般の人たちです。ノイローゼになった人もいるっていうのに、ひとり一万円ってどういう根拠ですか。カネ払えばそれでいいのか。

関連記事はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

役員会議

昨日は午後から、私が唯一役員やってる会社の役員会議。カタギの仕事です。
それにしても昨年暮れからの景気で、今年は厳しい決算になる会社は多いでしょうね。

緊急融資などでなんとか資金手当てをしてきた会社も、あれから半年ほど経って、次の借り入れを考えなければならない時期に来ているはず。だけど3月末の決算で赤字に転落した会社にとって、いまのタイミングでの借り入れは相当厳しいでしょう。これから秋口にかけて、倒産する中小零細企業はかなり増えるんじゃないかな。
その波がすでに来ているのか、この仕事場がある原宿界隈でも、ここのところクローズした店舗の多いこと。H&MとかFOREVER21とかは相変わらずの人気で、人は以前にも増して集まっているはずなのに、集客できない店はこんな一等地にあってもダメなんですね。原宿でこれなんだから、きっと他の地域はもっと大変なんでしょう。

作家の世界も人ごとじゃないですわ。富は常に一部に集中して、均等に配分されるわけではないですからね。

| | コメント (0)
|