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いよいよ明日、『下町ロケット』(小学館)が発売されます。早い書店さんでは、もう並んでいるかも知れません。
今回の小説の主人公は、大田区に町工場を持つ中小企業・佃製作所社長の佃航平です。
かつて、研究者として大型ロケットのエンジン開発に携わっていた佃は、その後研究者の道をあきらめ、いまはしがない中小企業の経営者になっていました。
中小企業のご多分に洩れず、取引先にいじめられ、資金繰りに苦しんでいる佃ですが、そのもとに、ある時一通の訴状が送られてきます。
相手は、大手メーカーのナカシマ工業。”マネシマ工業”と揶揄される同社が、佃製作所の主力製品を、特許侵害で訴えてきたのです。
社会的信用のある会社から起こされた訴訟と、それにともなう巨額損害賠償請求に、取引銀行からはそっぽを向かれ、取引先からは受注を打ち切られ、佃製作所はたちまちのうちに会社存亡の危機に立たされます。
こうなったら、訴訟を受けて立つしかない。
そんな佃を支えるのは、佃の大学の後輩で技術開発部長をまかされているオタク系部長の山崎、銀行から出向していてトノサマバッタそっくりの顔のために「トノ」と呼ばれている殿村、熱血営業部長の津野、そして「イマドキの若い奴ら」という表現がぴったりの若手社員たち。かくして法廷闘争に放り込まれる佃ですが、その行方には意外な展開が待っていました――。
初出の「週刊ポスト」連載時(2008年4月18日号から2009年5月22日号)から大幅な加筆修正の上、単行本化しました。恋愛などのサイドストーリーもない分、『空飛ぶタイヤ』や『鉄の骨』よりも、企業小説に軸足を置いた人間ドラマになっていると思います。
佃が夢と現実を天秤にかけながら、経営者としてどんな判断をしていくか。また、特許をめぐるやりとりも読みどころです。
書店さんで見かけたらぜひ是非、手にとってみてください。
装幀の絵は、『オレバブ』シリーズ、『シャイロックの子供たち』でもお馴染みの木内達朗さん。どうぞお楽しみに&お待たせしました。
12月10日発売予定の『オレたち花のバブル組』文春文庫の見本が届きました。
一足早く、みなさんに公開です(まだ書店には並んでいません)。
この小説は、『オレたちバブル入行組』の続編です。親本は山本周五郎賞候補(ま、落ちたけど←ぜんぜん、気にしてません。念のため)。
物語は、伊勢島ホテルの再建を押しつけられた半沢が、金融庁検査にやってきた嫌味な検査官と戦う、いってみればビジネス・チャンバラ活劇です(?)。たぶんおもしろいと思うので、未読の本読み各氏は、文庫本になったこの機にぜひ手にとってみてください。
ちなみに、この小説の続編にあたるものが、いま「週刊ダイヤモンド」に連載されています。半沢のその後が気になる方は、ぜひ。
本日18時からBSフジで『果つる底なき』がオンエアされます。
これはぼくの江戸川乱歩賞受賞作が原作。初めてドラマ化された作品でもあります。
主演は、渡辺謙さん。そしてヒロイン役に菅野美穂さん。
ちょっと早い時間のスタートですけど、皆さん、ぜひ!
相変わらず、〆切りに追われております。
今日、本当は新潮社ゴルフ会だったんですが、膝が痛くて欠場。絶好のゴルフ日和で少々悔しい思いをしつつも、仕事的には助かりました。
昨日の午後は、ダイヤモンド社の方たちが取材に。
なんでも各種職業を紹介する企画があって、私が「作家」というお仕事について語るというわけ・・・。インタヴューは一時間ぐらい。作家になりたい方の参考になればいいですけど。
『ブラックバード』を書き上げて、本日から『幡ヶ谷行き迷宮バス』第6回へ。
〆切りは16日、100枚程度。その後、『仏蘭西ノオト』(早川書房)です。
昨日『下町ロケット』のPOP用サインとメッセージを書いて、小学館の山田さんにお渡ししました。いよいよ、発売を待つばかり。
昨日までに『鋼のアリス』(小説新潮)を50枚ちょっと書いて送信。ふたたび、『ロスジェネの逆襲』に戻ります。
少し前から右膝が痛くなって(どこかで捻ったらしいが思い出せない)、それが先週のゴルフで悪化、しゃがむのも「イテテ」となり、来週の新潮社ゴルフ会はやむなく欠席することにしました。スイングは出来るんだけど、歩くのがダメなんです。右へ左へとショットを曲げてるうちにますます悪くなりそうなので、大人しくしてます。
忙しすぎて医者に行く時間はないけど、原稿書く分には支障がないのでご心配なく。
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