ドラマ『空飛ぶタイヤ』が、NHKBS-2「ザ・ベストテレビ、ザ・ベストラジオ」という企画枠でオンエアされます。
これは、国内を代表する番組コンクール受賞作から推奨作品をNHKが紹介するというもので、5日間、計13時間30分前後の特集編成を予定しています。
『空飛ぶタイヤ』は、6月26日 午後4時30分頃から放送予定。
まだご覧になってない方は、この機会にぜひ。
さて、日曜日の「日経新聞」文化欄のエッセイには、いろいろな反響があって結構なことです。
そうか、とピンと来たひとも、「わかんねー」っていうひとも、いろいろでしょうけど、がんばって小説書いてください。
ちなみに、「新しい小説を書いてください」っていうのは、実は作家になると編集者から必ずいわれることでもあるんです。
じゃあ、具体的に新しいとはどういうことなのか、どんなものを書けばいいのか?
それは編集者に聞いても教えてくれません。というか、教えられない。なぜなら、それこそ作家のオリジナリティの根幹にかかわることだからです。つまり、それを考えるのが作家の仕事といっていいと思います。もちろん、原稿を量産している作家が常に新しいものに挑戦しているわけではないですけどね。だけど、新しいものを作ろうという方向性は、文芸界の、いや斯界に限らず全てのクリエーティブな業界、仕事に共通したものではないでしょうか。
ところで、このHPのコメントでもリクエストがあったので、選考で気になったことをもうひとつ書いておきます。
昨年と今回の選考過程で、登場人物の矛盾を指摘される場面が多かったということです。
たとえば、すごく冷静沈着で明晰な人物として書いているのに肝心なところで理由もなく軽薄な行動をとったり、とか・・・・。
なんでそうなるかというと、そういう行動をとらないとプロットが破綻してしまうからなんです。つまり、完全な作者都合。必然性無し。
読者にとって登場人物は、実在の人物なんです。その人がこんなことするだろうか、というクリティカル・シンキングで見直してみると矛盾に気づくはず。
ぼくも経験があるけど、簡単なようでいて、意外にありがちなミスなんですよね。気を付けましょう。ということで、今日の小説講座はこれでおしまい。なにか質問があるひとはコメント欄できいてください。
さて、今日から『下町ロケット』。ではでは~。
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