新作長編のゲラ作業してます
約360ページある長編小説のゲラ手直し中。
いま、280ページまで終了。このまま、何ごとも無ければ、なんとかスケジュール通りに終わるかな。店頭に並ぶのは、5月25日。
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約360ページある長編小説のゲラ手直し中。
いま、280ページまで終了。このまま、何ごとも無ければ、なんとかスケジュール通りに終わるかな。店頭に並ぶのは、5月25日。
昨日は、『鉄の骨』吉川新人賞記念、第1回イケイド杯でした。開催場所は、講談社のS役員のご厚意で、なんと名門!武蔵カントリー笹井コースです。
天気はなんとか午前中もったものの、午後は次第に崩れて傘を差してのラウンドでした。
このコンペのために、先輩作家の伊集院静さん、大沢在昌さん、桐野夏生さん、楡周平さん、真保裕一さんが、それぞれ忙しいスケジュールを繰り合わせて駆けつけていただきました。ほんとうにありがとうございます。
また、講談社、文芸春秋、新潮社、集英社、角川書店、実業之日本社、双葉社、朝日新聞社の編集者の皆さんも、参加していただいて、5組20人という、たいへんな盛会になりました。
あらためて、こういう皆さんに支えられて、小説が書けているんだと実感した次第です。
さて、この第1回を皮切りに、今後この会は都度優勝者の名前をつけた冠大会になることも決まりました。そういう趣向もおもしろいと思います。今年の優勝は桐野さんだったので、来年は桐野杯です。
ではイケイド杯はもうないのか?
それもつまらないので、みなさんに負担のかからない形で、ゴルフ好きのために続けたいと思います。そうそう、稲城のTヒルズで早朝からスルーで回り、昼には終わるコンペを定期開催するとか! ちょっと考えてみますね。
「タダ」が増えている。
インターネットの検索もタダだし、フリーペーパーは街にあふれている。消費者は情報に対する尺度を見失い、欲しい情報が本当はいくらの価値があるのかわからなくなってきている。
フリー(タダ)には、仕掛けがある。
たとえば、ハードは無料で配布するが、それに必要な消耗品は有料で、使い続けてもらうことで生産者は利益を得る。価格という障壁をとっぱらって間口を広げるのは、新しいものをいち早く社会に普及させる有効な手段だと思う。
タダにする仕掛けの中で一番大きなものは広告だ。テレビ番組は、この手法を使ったフリーの最たるもので(除く有料放送)、フリーの代表格といっていいと思う。
同じ発想で、実は本も安くならないだろうか。
たとえば、『鉄の骨』にゼネコンの広告を入れる。当社は「クリーン」です、みたいなイメージ広告だ。
その広告収入を制作費に充当することによって、販売価格を抑える。
1900円の本が1500円、あるいは1000円で販売できれば、読者はさらに広がる。
こういうビジネスモデルがなんでないのだろう? もしかして、どこかで規制されているのだろうか。
出版不況を脱出するために、みんなで知恵を出し合う時期に来ている気がする。
なにを書けばいいかはわかっているけど、イマイチ、小説を書く気になれない。
明後日は第一回イケイド杯ゴルフコンペなのだが、結局、今日も練習できず・・・。小説もゴルフも不安だなあ。
日経新聞から頼まれたエッセイを書く日――にしようと思ったけど、書きたいテーマが見つからなくて、うだうだと時間ばかりが過ぎていく。やっぱり今日はやめて他のものを書こう。
そういえば、先日行われた第56回江戸川乱歩賞最終予選の内容が、「小説現代」5月号に掲載されているのでした。
寸評を書いているのは、予選委員の皆さん。
小説を書いている人たちにとって、自分の作品がどう評価されたかを知る機会はめったにないので、短くはありますけど、こういう寸評はとても参考になるのではないかと思います。
立ち会い(司会)をしていた立場からひと言アドバイスすると、(この前も書きましたが)既存作家の作風を真似てはいけない、ということです。
筆力があるのに、選考作品を想起させる、という理由で落とされた作品が何本もありました。こういう作品は、要するに書く前から落ちているわけです。もったいない。
予選を突破するためには、ある程度の筆力は当然として、①新しいテーマや作風をもった小説、②無理のないリアリティのある展開、であることは必須の条件ですね。これに、もう一つ③魅力的な登場人物が加われば、まず予選は突破できると思う。
ちなみに、私がいっているリアリティというのは、現実にあるかないか、というリアリティではありません。吸血鬼が登場しようが、他人と入れ替わろうが、「ああ、こういう前提なら、こういうこともあるだろうな」と納得させる、”小説的”なリアリティです。
というわけで、今年涙を飲んだみなさん、めげることなくがんばって書きましょう。自分を信じて書くことも、作家になるために求められる条件です。小説を書こうと思うのなら、まず机の前に座ってワープロを立ち上げよう。ちなみに、ぼくのワープロなんか、一日中ついててます(泣)。
昨日に引き続き、今日も「狂咲」書いてます。
ところで、昨夜は、お腹が空いたなと思ってたところに、楡周平さんからお電話が。
用向きは、その日楡さんが行かれたゴルフのラウンド報告だったんだけど、聞けばこれからひとりで食事に行かれるとのこと。ならばとご一緒させていただきました。どうもありがとうございます。
先日、パソコンがクラッシュしたとき、一番困ったのが保存していたメールが読めなくなったことだった。
締め切りとか枚数をもう一度担当者に問い合わせなければならなかったり、飲み会の日時がわからなくなったり・・・。
しかもそれは、ぼくの記憶にかろうじて残っていたメールのみの話で、中には壊れたデータとともに忘却の彼方に消えたメッセージもあったに違いない。
パソコンが壊れてみて、毎日定時にとってある外付けHDDのバックアップがいまひとつ、当てにならないことも判明した。そもそもバックアップデータといっても、ボタンひとつできれいに元通りにデータが復旧できるわけではない。結局、メールを元に戻すのに、忙しい最中、ハードディスク内のファイルを探し回る羽目に。
これはもう発想を変えるしかない。
というわけで、昨日、グーグルのGmailでアカウントを作成した。
今後、仕事上のメールは、すべてそこでやりとりすることに。これなら、パソコンが壊れようとどこにいようと、ネット環境さえあれば大丈夫。より効率的で安心。
仕事関係の皆さんには新しいアドレスをお知らせしています。
もし、まだ新アドレスが届いていないという方がいらしたら、ご連絡乞う。
昨日、長編小説の推敲がひと通り終わった。
この後校閲を経て、今月と来月にかけぼくのところに、二度、ゲラで戻ってきます。何ごともなくその手直しが終了すれば、5月下旬には出版されるでしょう。
そんなわけで、とりあえず一段落といいたいところだけど・・・。
「ニッキン」連載、狂咲シリーズをあと30枚ほど、早いうちに書かないと。
「小説新潮」連載『鋼のアリス』第3回は50~70枚の範囲で、来月初頃までに。
「別冊文藝春秋」連載『ブラックバード』第3回は来月14日目処で100枚。
「小説トリッパー」連載『幡ヶ谷行き迷宮バス』が来月半ば頃までに100枚。
この他に、日経新聞文化欄用のエッセイ1本と「週刊ダイヤモンド」の新連載準備(←『オレたちバブル入行組』のシリーズ第3弾だよ)。あと、朝日新聞の連載エッセイの準備も。
どこから手を付けていいかわからないぐらい忙しいけど、とりあえず今日は「狂咲」シリーズの第三話書きます。タイトルは『ドッベルゲンガー事件』。舞台は熱海。では、いざ温泉街で起きた不可解な事件へ――。
午前中、NHK名古屋放送局で撮影中の『鉄の骨』を見学。小池徹平くんと陣内孝則さんの対決シーン@名古屋港。おふたりとも明るくて楽しいから、現場の雰囲気がすごくいい。ドラマ期待してますよ!
午後は、岐阜県立加茂高校へ。ここ、私の母校なんです。本を寄贈しようしようと思ってまして、その相談。
さらにその後、高校時代の先生と仲間たちが集まってくれて、プチ同窓会。みんなどうもありがとう!
本日は、実家のお祭り(久田見祭り)のお手伝いです。
今月の「IN・POCKET」4月号に、私のインタヴュー記事が掲載されています(なぜか、写真がたくさん)。
興味がある方は、ぜひ!
5作ある最終候補作から、一番上に載っていた原稿をとってぱらぱらと読んでみた。
なかなかおもしろいじゃん。
予備選ではかなりの高得点で通過した作品。そういえばこれが一番面白かったと推す委員が何人かいたなあ・・・。
最終選考に残った全部が同水準ではないし、質にも差があるけど、今年はいい意味で揉めそうな予感。
先週、古典といわれている小説を、もう一度読み直してみようと思った。
学生時代に読んだことのある小説ばかりだが、一読者としてではなく作家として読めば、なにか新しい発見があるかも知れないと思ったのだ。
といっても忙しいので積んだままになっていたが、今朝、『雪国』をふと開いてみて、「おや」と思った。
会話の最後に句点、つまり”。”がある。こんな具合だ。
「駅長さん、私です、ご機嫌よろしゅうございます。」(1ページ目の葉子のことば)
そういえば、会話の最後に句点をつけるべきか否か、小説を書き始めたころに迷ったことがあったなと思い出した。
学校の作文では、会話文の最後は、「 。」とするよう教わったのだが、いまのエンタメ小説で句点でとめた会話はあまり見かけない。私も、「これでいいのかなあ」と思いつつも、多数の小説に倣って会話の最後は句点無しのカッコだ。
でも、『雪国』はちゃんと「 。」だ。
ところが、念のためほかの作品をみてみると、同じ川端康成でも、『伊豆の踊子』は、「 」で、句点無しであることがわかった。
ちなみに、『坊っちゃん』の会話も句点なし。三島も。松本清張もない。
そういえば、最近、「 。」の会話はとんとみかけないが、本来これはどっちが正しいのだろうか。
昨日は、祖母の法要があって日帰りで岐阜へ。原稿を抱えて往復の列車の中で推敲。
それにしても、先週末の吉川賞パーティからなにかと慌ただしい。ジェットコースターに乗せられてぐるぐる回っているような印象だ。
今日も原稿手直し。触るとざらざらしている金属製品を磨いて鏡面に仕上げているような感覚。いくらやってもキリがないが、あらかたのプロットが固まった上で読み直すと、手直ししなければならない部分が急に目立ってきた。まだ先が遠いなあ。
17時から帝国ホテルで贈呈式。その後パーティ。さらに、銀座へ、という流れでした。
二次会は、日頃お世話になっている編集者さんたちに加え、伊集院静さん、大沢在昌さん、宮部みゆきさん、浅田次郎さん、逢坂剛さん、東野圭吾さん、新野剛志さん、柳広司さん、薬丸岳さん、また西上心太さん、村上貴史さんら評論家のみなさんもいらしていただき、賑やかに。
皆さんから温かい(ときに辛口の)スピーチ&激励をいただき、ひたすら感謝!
ありがとうございました!
長編小説の推敲中です。
この週末ぐらいにじっくりやって、もう一回か二回手直ししてゲラかな。発売時期がちょっと遅れたけど、少しでもいいものを読んでもらいたいから、読者のみなさんも許してくれるでしょう。
さて、仕事場では、相変わらず長編小説の推敲中です。
というわけで、えっちらおっちら手直ししていると、そこに講談社からでっかい荷物が届きました。
なんぞや、また百周年の記念品かなにかかと思って開けたら、中味は、今年度乱歩賞最終候補作品5本のコピー。梗概と本文つき。要するに生原稿のコピーです。選考委員だけじゃなく、司会の私のところにも同じものを送ってくれたんでしょう。ありがとう。ただ、5月14日の本選@帝国ホテルまでに全部読むのは無理だろうなあ・・・。
逆に、作品を読んでしまうと先入観が出てしまうので、むしろ読まないで臨んだほうがいいかも知れません。そのほうがフェアですよね。
ともかく、最終候補に残った方々、今頃もう通知を受け取ってると思うけど、ハラハラドキドキしながら、待っててください。
昨夕は、講談社会議室で、第56回江戸川乱歩賞予備選。
予備選委員は7名。各自3作品をこの予備選に上げるので、21作品が選考対象。この中から、5月14日に行われる本選に上げる5作品を選ぶのが今回の目的です。
さて司会の私は作品そのものは全く読んでいません。
予備選委員を務める評論家さんたちの、「この物語はこんな話で・・・」という説明を、「ふむふむ」と聞きいて内容を知る程度。
結論からいうと、今回は水準的に抜けた作品がふたつあって、それはすんなりと。残りは議論しながら。さらに最後の1枠は投票で決まったという流れでした。
初めての立ち会い(司会)ということもあって、戸惑いやら疑問やら感じつつも、まあ無事終了してまずはほっとひと安心。
ただ、今回の予備選で漏れた作品の中にも、惜しい作品は多々ありました。「それって、すごくいいアイデアなのになんでだめなの?」と思わず私が聞いてしまったものもあったり。作者のみなさんは、「小説現代」の選評を読んでください。きっと参考になると思います。
今回の選考に立ち会った上で私からできるアドバイスとしては、作家としてデヴューしたければ、ものまねはやめましょう、ということです。
ものまねは、既存作家の小説のまねにとどまりません。たとえば、好きな映画や、印象に残ったドラマは誰にもあると思うけど、だからといって自分の作品をそれに似せてしまうのは、まったくの間違いなのです。「この作品ってさ、○○に似てるんだよね」という予備選委員の指摘が聞こえてきそう。
作家に一番必要なのは、文章力じゃなくて、「新しさ」です。いままでに書かれていない、映像も含め他のジャンルにもない斬新なアイデアや作風こそ求められている。既存の作品を彷彿させてしまう小説ではデヴューできません。だって、そのひとをデヴューさせなくても、すでに書き手がいるわけですから。
今年落選した方も、くよくよする必要はありません。新人賞はとればいいってもんじゃない。みなさんはそこまで考えたことはないと思うけど、選考会で大きく評価が割れた弱い作品で世の中に出たら、それこそ悲劇ですよ。選考会より世の中の読者のほうが百倍厳しいので、それこそ見向きもされなくなる。作家になることより、作家で居続けることのほうがはるかに難しいんです。
数年遅れたとしても、誰もが称賛する作品でデヴューすればその間のブランクなんて一気に取り戻せます。それを信じて、書き続けましょう。
主人公が工場で旋盤を操作する場面5枚を書くのに、調べる時間も含めて20枚書くのと同じぐらいの時間がかかった。結局、午前1時ぐらいに書き上げ、今朝は5時過ぎから推敲してやっと終了。
午前中、大田区の会社で会議。
その後、江戸川乱歩賞予備選。
いま必死こいて書いてます(原稿じゃなくてブログ書いてるじゃないか、というツッコミもあるでしょうが・・・)。
この原稿、明日は午前中出る用事があるので、午後には片付けられるかと思っていたら、なんと夕方から江戸川乱歩賞の予備選@講談社が入ってました。これだと、今日中に終わらせないと厳しいなあ。
ちなみにこの予備選、20編ぐらいにまで絞られた応募原稿から、最終選考に残す5編を選びます。
私、今年から、この予備選と本選の立ち会い理事に任命されてまして(日本推理作家協会の理事の誰かが選考会に立ち会うルールなんです)。まあ立ち会うといっても、要は司会ですね。去年まで今野敏さんが長くやってらしたんですが、今年から選考委員に回られるというので、なぜか私が・・・。
このクソ忙しいときに、という思いは正直なところ無くはないですけど、私も乱歩賞出身だから、そこはまあ恩返しということで。いい作品が出てくれれば報われるというものです。今年はどんな意欲作が揃っているか、楽しみだなあ。
どんなドラマになるのか楽しみです。
http://www.nhk.or.jp/nagoya/tekotsu/
試験的に、ホームページの内容を反映するよう設定します。
長編小説は、肝心なアイデアが出ず、推敲はしたものの原稿は完成せず。
今日から「小説新潮」連載の『鋼のアリス』。締め切り5日。50~70枚の予定。
ここのところの疲労困憊ぶりを見るに見かねて(?)、小学館のYさんはじめ担当編集者の方々が打ち合わせを兼ねた花見に誘ってくれました。
夜桜の映える和風庭園を眺めながらの懐石料理です。
八芳園は初めてですが、桜目当てか、どのレストランもかなりの賑わいです。打ち合わせの後、庭園に出てみましたが、肌寒くもなく風もなく、花見にはこれ以上ない夜。いい息抜きになりました。ほんとにありがとうございます。
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