高速料金はいくらになるのか?
高速道路を無料にするといったから民主党に投票した人も多かっただろうに、どうやら無料化どころか、場合によっては以前より高くなる高速道路も出るかも知れない。
最初からいわれていた財源の問題は「やっぱりな」というところだが、それより気になるのは、高速道路1000円乗り放題で、フェリーなど他の交通会社から批判が殺到したことも無料化を先送りにする理由になったということだ。
政府や民主党は、高速道路を無料化することで、他の交通手段がどのような影響を受けるか考えていなかったのだろうか。
これは、地方に空港をつくって人気取りをし、JALに定期便を飛ばさせながら、一方で整備新幹線などを配置して、過剰輸送体制を作ってしまった自民党政権とまったく同じである。
そもそもJALが赤字になったのは、同社のぬるま湯体質もあったろうが、それ以前に、こうしたビジョン無き政策のツケを払わされた側面は相当大きいと思う。
飛行機や鉄道、バスも船舶も、政府の許認可事業だ。
ところが、その政府は権力だけは持って威張っているのに、交通網をデザインするという本来的な役割を果たしていない。
たとえば、20年後の日本の交通網がどのように機能していなければならないのか、前原サンは自分の意見を持っているだろうか?
いま必要とされているのは、マクロ的で長期的な視野に基づく、建設的な政策である。
なのに、この高速道路無料化の顛末を見ていると、とても民主党政府がそんな考えに基づいて政策を運営しているとは思えないのだ。それどころか、目先の人気取り政策に終始しているようにさえ見える。果たしてこれが政策といえるだろうか。
民主党政権が発足してまもなく半年経つけれど、小沢サンの問題もあるし、いつか来た道というか、既視感ひしひし。この頃、ますます自民党みたいに見えてきました。



















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